坐骨神経痛E
〜熱の力やマッサージで血行を改善〜
坐骨神経痛は、馬尾や神経根が圧迫されて起こりますが、そこには神経内の血管の血行不良が深くかかわっています。
血行を良くして痛み物質の排出を促せば、痛みをやわらげることができます。
腰をあたためる「温熱療法」はもっとも手軽に血行を改善できる方法です。
ホットパックや入浴のほか、超短波、マイクロ波、赤外線などの療法があります。
ホットパックは、温罨法(おんあんぽう)として訪問マッサージの施術部位としての項目があるので利用されている方もたくさんいます。
超短波療法は、プラスとマイナスが1秒間に2700万回も入れ替わる電波を利用したものです。
人間の細胞もプラスとマイナスの電気を持っているため、超短波をあてると細胞の分子が回転し、摩擦熱が発生します。
体の深い部分をあたためる効果があります。
マイクロ波は、超短波よりもさらに波長の短い電波で、体の比較的浅い部分をあたためます。
ぎっくり腰のように急激に起こった痛みは、炎症を鎮めるためにまず冷やし、1〜2週間程度で温湿布に切り替えます。
こわばった筋肉や靭帯をもみほぐし、血行をよくするマッサージ療法も効果が期待できる物理療法です。ぜひ、ラクエル訪問マッサージをご利用ください。
治療としてのマッサージを行う場合は、あん摩マッサージ指圧師という国家資格が必要です。
もちろん、ラクエル訪問マッサージの施術者は、この資格をもっているのでご安心ください。
なお、自宅でできる温熱療法では入浴は最適といわれています。
ぬるめのお湯にゆっくりつかり、お風呂上りにストレッチなどを行うの有効だといわれています。