介護とお金と暮らし

高齢者施設B

80歳女性(義母)の平均余命は、約12年で、ここに3年を加えた95歳まで試算します。81歳で特養に入所した場合、年間収支は120万円のマイナスですが、預貯金の4000万円から毎年120万円を使っても、95歳時点で約2200万円が残る計算となりこのケースでは、特養に入所できれば十分に対応できそうです。

もし有料老人ホームに入居した場合はどうなるでしょうか?

近隣にある二つの施設を調べて、情報を集めて具体的に試算してみます。

そのうちの一つの有料老人ホームAでは前払金576万円、毎月の費用は管理費・食費・介護費で約21万円、そこに光熱費を加えると、年間で約288万円程度かかります。計算すると、93歳で預貯金が底をつくことがわかりました。
しかも通院への付き添い介助費用や居室配膳など手厚い介護を希望する場合にさらに上乗せ費用が発生します。
また、施設に入居中、病院に長期入院になった場合には、ホームの管理費等と入院費の二重の費用が発生します。
これらを考えると資金にはゆとりをもたせておく必要があります。

とはいえ、特養には入所希望者が待機しているケースもあり、義母の地元でも、申し込みから入所まで半年から1年弱かかる見込みです。

おばあちゃん

そこで、当初は有料老人ホームに入居し、1年後に特養に入所する場合のケースを考えてみました。

前払金を負担して毎月の負担を抑える方式と、前払金なしの方式があり、入居期間が長くなれば前者のほうが有利になりますが、このケースでは特養に入所できるまでのつなぎで入居希望のため、前払金なしを想定します。

前払金のない有料老人ホームBの1年間の費用は約400万円ですが、2年目以降の特養では約156万円に抑えられ、95歳時にも1900万円以上残る計算になります。

Aさん夫婦は早速、特養に入所の申し込みを行い、つなぎとなる有料老人ホームの見学や体験入居の手続きも行うことにしました。

Aさんは、「特養に入所できることも大きな気づきでしたし、介護費や医療費の合計額に上限があることも初めて知りました。特養の入所待ちの間、有料老人ホームを利用しても、十分、義母の預貯金で賄えそうで、本当に安心しました。」と話されていました。

おばあちゃん

まとめ

1、入所要件、軽減措置など、正確な知識を伝える

2、要介護者の属性などから、介護費用を具体的に把握

3、複数のケースについて試算し、現実的なプランにしていく

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