パーキンソン病

パーキンソン病B 施術前の基礎知識

施術を開始する前に、パーキンソン病特有のポイントをまとめてみました。

1)突然電池がきれたように動かなくなる(on-off現象)

長時間にわたり、パーキンソン病の薬を服用している人は、薬がきいているときと、切れたときとでは症状の差が大きく異なってくる傾向があります。

つまり、薬のききにムラが出てくるのです。 動きが止まった人が薬を飲むと、ふたたびスイッチが「on」になったように、また動き始めたりします。

介護者から相談を受けるのは、突然「off」になったときです。そのようなときは、あわてず騒がず、血圧などのバイタルチェックをし、問題なければon-off現象の説明をし、医師に連絡をとりましょう。

また長期のパーキンソン病薬の連用により薬効期間が短くなり、次の服薬前に症状が強くなる、Wearing off現象が目立つようになったら、服薬の調整について医師に相談する必要があります。

2)杖や歩行器は使えない(自力歩行か車いすか)

ふつうのお年寄りは老化とともに杖や歩行器を使用し、最終的に車いすを利用するのが一般的です。

しかしパーキンソン病の場合は、動けなくなったら、自力歩行から一気に車いす利用になってしまいます。

そして、寝たきりになったと思っても、薬の調整などがうまくいくと、また自力歩行が可能になったりします。つまり、杖や歩行器などの出番があまりないのです。

もともと、杖や歩行器は腕が十分に伸ばせなければ使えません。パーキンソン病では、固縮のため腕が伸びず、杖や歩行器は使いこなせないのです。

3)リハビリを本人まかせにしない

「リハビリが大切です。屈伸運動をしましょう」とだけ指示して、たとえば肘を動かしていただいたとします。さてどうなるでしょうか?

その人は、関節可動域のすべてを使って屈伸運動をしません。たとえ、拘縮などの可動域制限がなくてもしません。

これは、本人が決してサボっているわけではなく、パーキンソン病の主徴である、固縮や動作緩慢のためにおこっています。

しかし、このような中途半端なリハビリは長年続けていると、使わなかった範囲は拘縮してしまいます。
ご本人のせっかくの努力も水の泡になってしまいます。

ラクエル訪問マッサージでは、「動く範囲をすべて使って屈伸運動をしましょう」とアドバイスしながらマンツーマンで取り組みます。

体の固い患者様は、どこまで動くかが自分自身でも確認はとれませんので、こちらで、よく観察をするとともに、必ず、いっしょにやるということを大切にしています。

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