シニアのお悩み解決ヒント

シニアの悩み解決ヒント
頼れる親族のいない一人暮らしの60代女性。将来に漠然とした不安。
要介護期の住まいをどうする?

相談内容

昨年会社を退社しました。独身で将来介護が必要になった場合のことを考えると不安があります。特に住まいについて、自宅のリフォームや介護施設への入居等、複数の選択肢があると聞きました。資産状況等を踏まえ、介護が必要になった際の住まいについて知りたいです。

木村さんデータ

  • ・資産(時価):自宅3000万円ローン完済
  • ・収入(手取り):年金200万円/年
  • ・支出:生活費等200万円/年
  • ・家族構成:木村さん66歳

STEP2.
介護が必要になったら「サ高住」を検討。要介護3以上の場合は「特養」も想定

木村さんの希望する暮らしについてお聞きしたところ、「体が元気なうちは、これまでと変わらず自宅で生活したい。ただ、体が弱ってきたら1人暮らしは不安なので施設に入居したい」とお話しされました。

介護が受けられる高齢者向け施設・住宅には様々な類型があり、選択肢は予算によっても左右されます。木村さんの現在の資産状況や一時的な支出に対する300万円程度の予備費の確保を考慮したうえで、虚弱が見られた段階で自宅を売却し居住費がつき12万円の一般形のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に入居した場合で試算すると、100歳時点で326万円の貯蓄残高をキープすることができ、資金面でも問題がないといえます。

サ高住は、立地や建物等によって異なりますが、敷金として家賃の2~3か月分、居住費(家賃・管理費)は月5万円~20万円が目安です。
主なサービスは安否確認と生活相談で、介護サービスを利用する場合や食事付きの場合は別途費用がかかります。
ただし、一般型のサ高住の場合、要介護度が高くなると十分な介護がうけられなくなうる、または介護費用が高額になってしまい介護施設への住みかえが必要となるケースがあります。
さらに、認知症が進んで周囲の居室の方への迷惑行為等が常態化すると退去が必要になる場合もあります。

そのため、将来要介護3以上になったら、特別養護老人ホーム(特養)のユニット型個室に申し込み、住みかえることも想定しておくとよいでしょう。

特養の費用は、所得や地域、部屋のタイプによって異なりますが、入所一時金はかからず、室料が月.2.5万円~6万円、食費が月約4.3万円が目安で、そのほかに日常生活費と介護費用も必要です。

介護費用は要介護度別に定められているので、安心して暮らすことができます。また、サ高住の代わりに比較的安価な介護付き有料老人ホームやケアハウスに入居する選択肢もあります。
ただし、介護付き有料老人ホームは施設や立地によって金額に幅があり、木村さんの場合は資金的に入居できる施設が限られます。ケアハウスはサ高住よりも安価に利用できる場合がありますが、数が少ないのが難点です。

健康なうちはパート等で働いて、貯えを増やしておくことが重要で、一人暮らしで社会との関係が希薄になると、認知症リスクが高まるといった健康への影響も考えられます。仲間をつくり、できるだけ社会に参画することが、充実した老後につながります。

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