冷え症

冷え症F

のぼせやほてりは、東洋医学では、冷えの代表的な症状のひとつとされています。

しかし、大部分の人は、冷えとは文字どおり「体が冷たい」状態だと思っていますから、ほてって熱い状態が、冷えているしるしだとは思いもつかないようです。

のぼせやほてりは、漢方では「気」が逆上して起こるとされています。

気が逆上すると、頭寒足熱の反対で、頭がのぼせて足が冷たくなる「冷えのぼせ」の状態になり、顔ばかりがますます熱くなります。

そのほか、「血」がとどこおってお血(おけつ)の状態になると、手足のほてりや冷えのぼせがみられることがあります。
また、体質的に新陳代謝が亢進しているタイプには、体がほてる人がみられ、これは男性に多いようです。

ただ、のぼせやほてりは、甲状腺機能亢進症(バセドウ病など)や高血圧症の可能性もありますので、一度きちんと検査を受けたほうがいいでしょう。

東洋医学では、「女性の体は7年ごとに変化し、男性の体は8年ごとに変化する」と考えます。

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌のピークが32〜33歳で、その少しあとの35歳ぐらいからホルモンの分泌が衰え始めます。
女性の周期7年の5倍(35歳)が、ちょうどこの時期にあたります。

胃腸や消化機能も、このころから衰えてきます。東洋医学でいう「腎」が衰え、「脾胃」(消化器)の衰えを誘発するのが、この時期です。

女性の場合、7年の6倍の42歳ごろから、ほかの部分も衰えてきて、しらがが目立つようになり、7年の7倍の49歳で閉経する人が多い・・・こうみてくると自然のプログラムができているようです。

この節目の時期は、特に冷えやストレスの影響を受けやすくなるので要注意です。

男性の更年期障害は、身体症状としては、筋力の衰え、性欲の減少や勃起能力の低下があげられます。

女性とくらべて、うつ症状といった精神症状が多くみられるのも特徴の一つです。イライラしたり、落ち込むことがつづいたりしても、だれにも相談できずに思い悩んでいることもあります。

女性も男性も、脳の視床下部を経て下垂体に性ホルモンを出す指令が出ています。女性の場合は卵巣に、男性は睾丸に指令が出ています。

男性は40歳を過ぎるころから、精巣でつくられる男性ホルモンのテストステロンが少しずつ減っていきます。ただし、この減り方には個人差があり、進み方もゆるやかなため、女性ほどは症状が出にくいのです。
そのため、更年期障害というと、いままでは、女性特有のものと思われてきました。

視床下部は、ストレスを認知する脳といわれるほど、ストレスの影響が大きい部分です。
男性の更年期年代は、オーバーワークで睡眠時間も短くなりがちです。

仕事のストレスに、仕事にからむ人間関係も加わり、さらに家庭の問題をかかえている人も少なくありません。こういったストレスが自律神経に影響して症状になってあらわれてくるわけです。

やっかいなのは、男性はどうしても仕事中心人間が多いので、自分からは具合が悪いとか、病気であると言い出しにくい環境にいることです。
男は強くなければならないといった「神話」にも縛られています。

こうした無理も、男性の更年期障害の症状を複雑にしているといえます。

不眠、イライラ、めまい、動悸、息切れ、疲れやすい、などが男性の更年期障害の典型的なものです。

大汗はかいているが、実は体の内部に冷えがある、こういったものを虚証ととらえて施術をしています。

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