骨粗鬆症

骨粗鬆症(甘くみないで)A

骨粗鬆症は、英語では「オステオポローシス」といいます。

「オステオ」は骨、「ポローシス」は穴がたくさんあいているという意味です。
そのまま訳すと骨多孔症となりそうですが、骨粗鬆症のほうが格調高いような気もします。

どうして、穴があいたり、粗くなったりするのでしょう。それは、骨代謝、つまり骨を溶かす作用と骨を作る作用のバランスが悪くなることが原因です。 女性の場合は、閉経を迎えると骨を溶かす作用が強くなり、男性も女性も加齢とともに骨を作る作用が弱くなります。 また、じっと動かないでいると、骨を溶かす作用がつくる作用より強くなり、よく運動をするとその逆になります。 ほかにもいろいろな要因がありますが、要は、骨をつくる作用が骨を溶かす作用に追い付かなくなってくると、骨の中にすき間が増えて骨が弱くなっていくということです。

年をとると骨が弱くなるのは当然としても、弱くなる程度には個人差があります。とはいえ、すごく骨が弱くなっていまにも骨折しそうになっているときに、“年だから”で片づけるわけにはいきません。 骨粗鬆症と骨折の関係は、高血圧と脳卒中、血糖値と糖尿病の関係とよく似ています。

高血圧だけでは症状はほとんどありませんが、脳卒中や心筋梗塞の予防のために血圧のコントロールが必要です。

また、糖尿病になって病気が進行すると目が見えにくくなったり、腎臓を悪くして透析をしなくてはならなくなったりします。
そうなることを避けるために、血糖値に気をつけるわけです。

このように、高血圧や血糖値に気をつけるように、骨粗鬆症にも日常生活の中で注意を払うことが必要なのです。
「ただの骨折でしょう」と、甘く考えてはいけません。 骨折といっても脚の付け根が骨折した場合は、要介護・寝たきりになることが多く、女性の要介護・寝たきりの原因の15%を占めているのです。

腰や脊椎の圧迫骨折も、強い痛みでしばらく動けなくなったり、その後も数か月以上、痛みが続いたりすることもあります。 さらに、一度骨折を起こすと次の骨折の確率が高くなり、心配がふえます。 将来、寝たきりにならないために、骨粗鬆症と骨折に注意をすることは重要なのです。

骨の強さ(骨強度)は骨密度と骨質の二つの要因できまり、その寄与度は骨密度が70%、骨質が30%とされています。 骨密度は、骨の中のカルシウムの含有量を示す測定値で、骨質は骨の微細構造や骨代謝の状態、微小骨折の有無、石灰化の状態などで決まります。 骨が弱くなっても自覚症状は少なく、ある時思いがけなく転倒して骨折し、病院に行って初めて骨粗鬆症であることを知らされることもよくあることです。

自分の骨の現在の状態を知っておくことは、大事なことで自治体の骨粗鬆症検診などで、積極的に骨密度を測るようにするのがおすすめです。

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