骨粗鬆症

骨粗鬆症(圧迫骨折)③

骨粗鬆症になると背骨の骨折が起きやすくなります。通常はとても痛いのですが、中には全く症状が出ないまま骨折している場合もあります。

脊椎椎体骨折、つまり圧迫骨折は、しりもちをついて強い腰の痛みが出て動けなくなるという場合が普通です。ただし、半分くらいは知らない間に骨がつぶれ、強い痛みのないままに骨折していて、エックス線で初めて見つかる場合があります。こうした形態だけで骨折と診断される圧迫骨折は「形態骨折」と呼ばれています。

強い痛みがなくても、なんとなく背中や腰に痛みがあったり、背中や腰が曲がったり、背が低くなったりすることがあります。 こうした症状がある場合は、骨折によくある強い痛みがなくても整形外科に行き、エックス線で調べてもらうのがいいと思います。 腰痛があるからといって、骨が弱かったり圧迫骨折が必ずあったりするというわけではありません。

腰痛の原因として多いのは椎間板に負担がかかる「腰椎椎間板症」や椎間板の中身(髄核という芯の部分)が飛び出して神経を圧迫する「腰椎椎間板ヘルニア」、腰の周囲の筋肉などに負担がかかって痛む「筋膜性腰痛」、加齢で腰椎の変形が進んで痛む「変形性腰椎症」、そのうえ神経が圧迫されて腰や脚が痛む「腰部脊柱管狭窄症」などです。腰の痛みが1週間以上続いて、改善の気配がない場合は医師に相談して、原因を調べてみると良い思います。
背が低くなってきた場合も注意が必要です。
中高年になって、20代のときにくらべて4㎝以上身長が低くなったら、まず圧迫骨折があると思って間違いありません。

2㎝から4㎝だったら、エックス線をとってみないとわかりませんが、骨折がある可能性があります。2㎝未満の場合は椎間板が薄くなってきただけのことが多いようです。

腰が曲がってきたときも、圧迫骨折があることが多いです。圧迫骨折は多くの場合、骨の前側がつぶれるので、結果的に腰が曲がるのです。

ただし、若い時から姿勢の悪い人は、圧迫骨折がなくても年をとってから背中が曲がってくることがあります。
いずれにしても、腰や背中が曲がってきたら、エックス線をとっておくと良いと思います。
圧迫骨折は、本人自身が気づかないほどのわずかなきっかけで起こります。

そして、一つが圧迫骨折を起こすと、その後に次の骨折を起こす確率が2~3倍、二つの骨折をすると、7~10倍に増えることがわかっています。

複数の圧迫骨折が起きると強く背骨が曲がってしまい、動きにくくなるばかりでなく、食道炎や心臓や肺の病気を起こしやすくなります。
最初の圧迫骨折に気がつかないで過ごすことは、とても怖いことなのです。

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