むくみ

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夕方になると靴がきつく感じたり、靴下を脱ぐと足首にゴムの跡がくっきりと残っていたりすることがあります。

一日の終わりに重力の関係で静脈血が足にたまり、静脈圧が上がり高くなると、皮下組織の水分や老廃物が静脈に戻れなくなり、むくみになります。このむくみは、起立性浮腫といって誰にでも起こりやすいのが特徴です。

一口にむくみといっても、たくさんの浮腫があります。リンパ浮腫、静脈性浮腫、低たんぱく性浮腫、肥満性浮腫、心不全、廃用性浮腫、脂肪浮腫、悪性腫瘍などがあります。

主に、むくみといわれるリンパ浮腫、静脈性浮腫、低たんぱく性浮腫のこの3つから考えていきたいと思います。

まずは、リンパ浮腫です。私達の体には、血管とともにリンパ管が張り巡らされています。リンパ管はひと言でいうと、体の老廃物を運ぶ「排水管」の役割を果たしています。

このリンパ管の働きが何らかの原因で悪くなると、皮膚組織のある部分に体液がたまってむくみが起こります。

リンパ浮腫は、生命にかかわりませんが、放置すると悪化し日常生活に支障をきたしたり、細菌感染など合併症を引き起こしたりする危険性があります。
例えば乳がん、子宮がん、前立腺がんなどの手術でリンパ節が切除されると、切除した側の腕や足だけが健康な側よりやや白っぽくむくんできます。
多くの場合は、痛みはありませんが、感覚が鈍ったような違和感、重くだるい感じなどの不快感や苦痛を伴います。
また患者さん自身が外見の変化に強いストレスを感じて、うつ状態になる場合もあり、QOL(生活の質)は大きく低下します。

リンパ浮腫の中でも原因の明らかでないものを一次性(原発性)リンパ浮腫といい、患者数は比較的少なく、リンパ浮腫の患者数全体の6%ほどです。

リンパ管の炎症、腫瘍の浸潤、手術によるリンパ管の切除、放射線照射によるリンパ管の破損などにより、リンパ管が閉塞してむくみが出るものを二次性(続発性)リンパ浮腫といいます。リンパ浮腫といわれるもののうち9割以上は二次性のもので、多いのが、乳がんや子宮がん、前立腺がんなどの手術の際、リンパ節の切除や、放射線照射によってリンパ節が障害された場合です。

二次性リンパ浮腫の原因には、ほかに悪性腫瘍のリンパ管およびリンパ節への転移、リンパ管炎(蜂窩織炎)、寄生虫感染、血栓性静脈炎に伴うリンパ浮腫、外傷性リンパ浮腫などがあります。

むくみの出方でわかるリンパ浮腫の特徴

リンパ浮腫の場合、右乳がん手術後には右腕に、左乳がん手術後には左腕と片側にむくみがでます。
両側乳がん手術後でも片側にだけむくみが出ることがあります。

子宮がんや乳がんや前立腺がんなどの手術後の場合、まれに両足にむくみが出ることもありますが、ほとんどは片足にだけ出ます。
もし両足に出ても必ず左右差があるので、起立性のむくみなどとは違うリンパ浮腫の特徴です。

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