高血圧症

高血圧症(降圧薬を飲まずに)@

高血圧治療ガイドラインでは、世界的な基準と同様、「収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上」を高血圧と分類しています。

統計上、この基準に当てはまると、心血管病(心臓や血管の病気)の発症リスクが上がることから、この数値に決められています。

一方、日本人間ドック学会の基準は、健康な人の検査値を統計的に解析して、どの範囲の血圧値の人が多かったかという方法で決められたものです。
基準の決め方が異なることもあり、高血圧の基準値よりも高くなりましたが、どちらが正しいかはよくわからないともいえます。

我が国で1960年代後半に医学部で使われていた「内科診断学」においては、「日本人の年齢別平均血圧」の算出方法として、「最高血圧=年齢数+90」とされていました。つまり、50歳であれば最高血圧が140であれば正常だったのです。
エビデンスレベルがまだ不十分なのかもしれませんが、確かなのは、血圧は低い方が健康にはよいということです。降圧薬を使わずに生活習慣の改善で血圧を下げる限り、不健康なほどに下がる心配はありません。

自分に厳しく、低い方の基準を目標に血圧を下げる努力が大事だといえます。

そして、血圧を下げるためによく言われるのが、「減塩」です。

確かに、もともとの日本人の塩分の取り方には疑問を感じていました。 ぬか漬けの漬物に平気でしょうゆを注ぎこんで食べたり、「薄味の食事なんて味気ない」と濃い味付けになれてしまったりしていたとは思われます。

構造的にはナトリウムを多くとりすぎると、体内のナトリウム濃度を下げるために血液量が増えて血圧の上昇にはつながります。

ただし、そもそも塩分摂取と高血圧は関係がないという、研究結果も続々と報告されているので、そればかりに固執するというやり方をおすすめしてもなんの意味もないことになるので、今の段階でなるべく降圧薬をのまずに血圧とおつきあいできる方法はないかをご紹介できればと思っています。 高血圧は、生活習慣病という自覚から始めないと血圧さえ下がればいいという健康とは関係ない数値を気にすることになってしまいます。

食事を含めた日々の生活習慣を変えるほうがはるかに健全であり、安全です。

まず、健康なからだにかかせない食事から始めてみましょう。

体内に取り入れる塩分を減らすと同時に、体内から出ていく塩分の量を増やす、4つの成分それがカリウム、食物繊維、カルシウム、マグネシウムです。

血圧が高い人は、ナトリウムを排出される働きをするカリウムをたくさんとることが必要です。

おかずにおすすめなのが、ひじきや昆布などの海藻類や大豆、納豆などの豆類、また、おやつやおつまみにはナッツ類など、カリウムの多い食品があります。

食物繊維は、体内のナトリウムを吸着し、排出し、水溶性食物繊維のこんぶやわかめなどに含まれるアルギン酸は血圧を下げる働きを期待できます。

りんごやみかん、こんにゃくなどもアルギン酸と同じような働きをする水溶性食物繊維が豊富なので便秘を解消し、血圧を下げてくれます。

これらの食べ物を意識的にとるといった心がけが、生活習慣を変える第一歩となります。
まずは、ここからはじめてみましょう。

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