そろそろ相続対策

ウィズコロナのライフプランニング②

暮らしとお金 ケース2

香川さんは、30代男性会社員で独身、5年前から一般NISAで投資をはじめました。最近はボーナス時に株式や、ETFへの投資なども積極的に行っていました。
ところが、新型コロナの影響でボーナスが大幅ダウンしてしまいました。
NISAで資産形成を順調にしていましたが、早く生活を立て直したいので、いったん投資をやめようか悩んでいます。

状況把握のためのチェックポイント

・どれくらいの投資を行っているか
・ライフプランを立てているか
・予備資金はいくらぐらいあるか
・ボーナスの今後の見通し

香川さんは、いますぐに使わないお金なら、投資に回したほうがいいと考え、これまでボーナス時には月々の赤字を補填した残りのほとんどを投資にまわしていました。ところが、勤務する会社(製造業)は夏のボーナスが約10%減少、冬のボーナスはさらに減少する見込みでボーナスを想定した家計管理に不安を抱えています。

ここで確認したいことはまず結婚や家族のことで住宅取得などのライフプランを立てているかです。投資は予備資金を確保した後に、当面必要のないお金=余裕資金で運用するのが基本です。ボーナスの減少はこの経済状況では不思議ではありませんが、ボーナスが1度、2度ダウンしただけで投資をとりくずさなければならないほど家計に影響するような投資をしているならば、そもそも余裕資金での運用ではないと考えられます。

さらに、ボーナス減少がしばらく続く見込みであれば、根本から家計、ライフプランを見直す必要があると考えられます。予備資金はそのときのためにあるはずで、簡単に投資をやめたり、資産を取り崩したりするべきではないですが、改めて現時点での余裕資金を確認し、ライフプランに基づいた資産形成プランを練り直します。

予備資金(予備費)は積立で時間をかけて用意するのが基本だが、不測の事態が起こった時、香川さんのようにまだ十分な予備資金が積み上げられていないケースもあります。そこで、様々リスク、ライフイベントに対して、予測可能か不可能か、さらに時間的余裕があるかでリスクマネジメントを検討します。
教育資金のように予測可能で時間的余裕もあるものは積立が基本になります。災害や病気、死亡など、ある程度予測可能ですが時期が不確定なリスクに対しては保険で備えることができます。「保険は四角」といわれますように、契約すればすぐリスクへの備えができます。今回の新型コロナウイルスのような不足の事態には予備資金で対応します。
それで不足する場合には、低金利の借入で手厚くするのも考えの一つです。「貯蓄は三角」に対し「借入は逆三角」と考えてみてもらってもいいです。

例えば、住宅取得のために積み立てた資金を住宅ローン契約時に頭金として一気に使ってしまうと、手元の貯蓄は減ってしまいます。不測の事態が起こったときに対応ができなくなるため、頭金を少なくして、住宅ローンで借入金を多くします。教育資金でしたら奨学金や国の教育ローン、目的が明確な資金は低い金利で借入を利用できますので、予備資金が少ない場合はこれを検討します。

予備資金が確保される意味は大きいです。それは、金利の高いカードローンなどに頼ることもないからです。

まとめ

ウィズコロナは、ライフプランを見直すいい機会でもあります。投資に回す資金は「余裕資金」であり、決して「予備資金」からではない点、余裕資金はライフプランによって算定されるべきことということを香川さんには理解してもらいます。
また、これを機会に改めて十分な予備資金の準備をしておきたく、そのためにはあえて資金使途の明確な低金利での借入を活用するリスクマネジメントも有効と考えられます。

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